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第1章 雪の地下牢


まだ桜が散り終えていない4月の初旬。 瀬戸内の小さな島、渚島。
瀬戸内の青々とした海と、山の緑が美しい風景を織りなす中、
林の中の小さな小道に、2人の少女の姿があった。

広美は陸上クラブの活動が終わった後
親友の春香とともに下校中であった。


少女たちは、地方の学校では典型的な
丸襟ブラウスと吊りスカートの制服を身に纏っていた。

彼女の小さな体を包み込む真っ白い半袖丸襟ブラウスからは
華奢ながらも健康的な両腕がすらりと伸びていた。
紺色の短い吊りスカートと、真っ白なブラウスが
初々しいコントラストを描き、少女たちの笑顔に花を添え
青空の下、楽しそうな表情で下校していた。


やがて少女たちは、分かれ道の三叉路に差し掛かった。
いつものように、

「春香ちゃん、またね!」
「広美ちゃん、また明日ね!」

と言って、手をぶんぶんと振りながら別れたのであった。
それは、本当にいつもと変わらない、楽しい春の日のはずだった。
そう・・・雲一つ無い青空と、生い茂る島の緑。
美しい少女時代の思い出となるべき、1日のはずだった。


2人が別れて、それぞれの家へと歩き出した直後・・・
空から突然強い光のようなものが舞い降りてきて
広美たちの体を覆った。

「キャッ!?」


冒頭web
画像提供:浮遊様


まばゆい光りに囲まれ、広美は、そのまま意識を失ってしまった。



-----



それから一体何日、何時間たったのだろうか。
広美の両腕に金属の冷たい感触と、抜けるような痛みが走る。
そして、まるで真冬のような空気の冷たさが
夏服姿の広美を体の芯から凍えさせた。

半袖の華奢な両腕と、短い吊りスカートから出た太ももには鳥肌が立ち
小さい体は小刻みに震えていた。
広美の小さな口からは、呼吸に合わせて真っ白な息が漏れていた。

「・・・ううっ・・・寒い
 ・・・ここは・・・どこ・・・?」


P13.jpg


広美が目を覚ますと、そこは薄暗い地下牢のような場所であった。
壁は重厚な石で覆われており、
至るところに不気味に黒光りする鉄枷が鎖で吊り下げられていた。

上方の小さな窓には、太くて頑丈そうな鉄格子が嵌っていた。
小さな窓の外は薄暗く、外の様子はよく見えなかったが
なにやら小さな白いものがふきこんでいる・・・それは小雪であった。

広美は、冬でも半袖の制服を着ているような元気な少女であったが、
この地下牢の冷気の過酷さは、瀬戸内の冬の寒さとは比較にならなかった。


上を見上げると、両手首には黒光りのする、幅1cmはあるであろう
分厚い鉄枷が食い込むようにきつく嵌め込まれており、
壁から生えた頑丈そうな鎖に高く吊り上げられていた。
華奢な広美の両腕と、頑丈そうな鉄枷はあまりに不釣り合いであった。

「・・・なに・・・これ・・・?」

広美は、絵本に出てきた囚われのお姫様が鎖に繋がれる様子を思い浮かべたが
それはあくまでも架空の物語でのこと。
無骨な鎖が自分の両腕を拘束する様子は、およそ現実の光景には思えなかった。


P121434.jpg


手枷は、子供用にわざわざ小さく作られているらしく、広美の細い手首を
がっちりと容赦無く締め付けていた。
一番辛いのは、広美が若干小柄であるゆえに、つま先立ちになってしまうほど
高く吊り上げられていることであった。
少女がここに繋がれてかなりの時間が経っているらしく
吊られた四肢や肩に骨が外れるような痛みが走っていた。

「ぅぅ・・・痛いよ・・・。 ここはどこなの・・・?
 ・・・どうして私・・・縛られてるの・・・?
 誰か・・・助けて・・・」

広美は鉄枷が食い込む両手のこぶしを強く握り締め、目頭に涙をうっすらと溜め
カチャカチャと鉄枷の鎖を鳴らしながら、過酷な境遇に耐えていた。
哀れな広美は、つま先と華奢な手首に食い込む鉄枷に体重を分散させながら
自重による手首の痛みと、雪の寒さに耐えなければならなかった。

「そうだ、わたしはきっと夢を見ているんだ・・・
 そういえば、昨日、お姫様が悪者に捕まる本を読んだんだっけ・・・
 お姫様は勇者様に助けられて・・・」

苦痛のあまり、広美は意識を夢に投げ出した。


-----


「・・・うぅ・・・ぅぅぅ・・・」

それから何日、何時間たったのだろう。
この悪夢はいつまでたっても醒めてくれず、苦痛と疲労で
広美は憔悴していた。

顔には涙の流れた跡がいく筋も流れ、
肌の露出した内股には、小水の跡が残ってた。

酷寒の地下牢に、夏服姿のまま鎖に繋がれ、
食事も排泄の世話もないまま長時間放置される・・・
およそ、華奢な少女が耐えられるような仕打ちでは無かった。

「うう・・・誰かたすけて・・・
 痛いよ・・・鎖をはずしてよぉ・・・」

地下牢に広美のすすり泣きの音と、鎖の擦れる音が
カチャカチャと響き続けていた。
鉄枷に吊るされたままの両腕はすでに血の気を失い、感覚を無くしかけていた。

両脚には力を入れることもできず、少女はただグッタリと
鎖に身を預けることしかできなかった。
両手にきつく食い込む枷の痛みに顔をしかめながらも
広美はただその苦しみを受け入れ続けるしか選択肢がなかった。

鉄格子の嵌った窓からは、相変わらず小雪が吹き込んでおり、
身動きの取れない夏服姿の広美を冷気が苛んだ。

広美の繋がれた手枷は、意図されたものなのか
小さな窓から吹き込んだ雪が降り落ちる場所に設置されていた。
まさに、この狭い地下牢の中でも特等席と言うべき過酷な枷であった。

肌の露出する華奢な両腕と両足には、雪が休むことなく舞い降りたため
びっしりと鳥肌で覆われ、小さな体はカタカタと小刻みに震えていた。
両腕が吊るされたままのため、腕をさすって暖める事も許されなかった。

食事も与えられないまま繋がれていたため、
お腹はクークーと可愛らしい音を立てていた。
小窓の外は相変わらず暗かった。


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(画像提供 右衛門様)



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第2章-1 雪中の連行

hiromiweb.jpg
画像提供:紫羅様 


広美ががっくりとその身を鎖に預けて項垂れていると
突然、地下牢の鉄扉の鍵穴がガシャリと金属音を立てた。

重々しい音を立てて鉄扉が空くと、そこには神父のような格好をした男と
黒装束に身を包んだ2人の男が現れた。
男達は、鎖に繋がれた広美の姿を見下すように眺めて、会話を始めた。


「この者が魔女なのですか? 一見、ただの小娘に見えますが・・・」

「この小娘は、見た事も無い異国の服を着て、そこの雪原に倒れておったのだ。
 近くの村までも大分あるし、ひとけの無い雪原でこのような怪しげな衣服でおるのは
 普通の娘ではあるまい。魔女の疑いは十分にある。」


「魔女・・・?」

広美は、現れた男達の怪しげな格好と、意味不明の会話に錯乱気味になっていた。
これは一体どういうことだろう・・・もしかして、映画か何かの撮影なのだろうか。

「あの・・私困ります。お父さんやお母さんが心配します。
 映画の撮影なら、早くこの鎖を解いて、帰して下さい。あまりに酷すぎます!」

広美は、鎖に吊るされたままの姿勢で、男達に抗議した。
彼女の可愛らしい頬には、薄らと涙が流れていた。
大人であれば、およそ映画の撮影でないことなど容易に想像がつくのだが、
まだ世間の常識に疎い少女にとって、これが考えうる最大限の答えだった。

神父のような姿の男が、睨みつけるように反応する。

「映画・・・? 聞いた事も無い怪しげな言葉を言いおって!
 やはり・・・やはりこの娘は魔女に違いない・・・
 徹底的に調べた方がよさそうであるな。
 審問室までこの小娘を連行しろ!」

神父が言葉を言うやいなや、黒装束の男達が広美の両脇に移動し、
広美を拘束していた分厚い鉄枷の鍵を解いた。
二日ぶりにつま先立ちの拘束から外された広美は、
その場にどさりと崩れ落ちた。


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石畳の地面にうずくまる少女に対して、
神父は容赦無く、立て続けに怒鳴りつける。

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(画像提供:CO様)

「休んでいる間など無いぞ!さっさと縛り上げて連行せよ!」

黒装束の男達は、広美の両腕を抱えて抱き起こし、
その両腕と両足に、重たい護送用の鉄枷を嵌め始めた。

「いや・・・鎖はもう嫌ぁ!! 許して下さい!」

広美は涙を流して懇願したが、願いは聞き届けられなかった。
手足を強く押さえつけられ、鉄枷を嵌め込まれ
鍵によって厳重に施錠されてしまったのであった。

広美-前手錠
画像提供:浮遊様


広美の四肢にはめ込まれた何キロもの重さのある鉄枷は
それぞれ短いクサリで連結され、身動きもままならなかった。
これをつけられた少女囚は、ヨチヨチ歩きに近い状態で鎖を引かれ、
連行される運命にあるのだった。

「審問室へ移動する! 小娘、さっさと歩け!」

広美は鎖に引かれて、頬に涙を流しながら、地下牢を後にした。



-----



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地下牢の通路を通り抜け、階段を登ると
薄暗く、雪がしんしんと降り積もる酷寒の外の世界に出た。
半袖姿の広美は、さすがに何か羽織るものを供されるものだと思っていたが
看守達はおかまいなしに、広美をいつもの夏の制服だけを着せたまま、
銀世界の雪原へと引き立てた。

非情な冬の寒さが、夏制服姿の広美を容赦無く責め立てる。
肌の露出する半袖の両腕と太ももに、突き刺すような氷点下の寒さが襲った。


「・・・うう・・・くぅ・・・。 寒い・・・寒いよ・・・」


目に涙を浮かべて、カタカタと震える広美。
両腕に重たい鉄枷を嵌められ、前に差し出すように鎖で引かれているため、
鳥肌に覆われた腕をさすってわずかな暖をとることもできない。
カタカタと体を震わせ、両手をグーに握り締め、
白い息を吐いて耐えるのみであった。

前にまとめて差し出した両腕や、華奢な二の腕、手首に嵌め込まれた
黒光りをする鉄枷の上にも、しんしんと雪が降り積もり、
その冷気が広美を更に厳しく責め立てた。


連行web



広美が元々履いていた、学校指定の靴こそは履く事を許されたものの、
両足首に嵌められた重量のある鉄枷と重たい鎖を
ジャラジャラと引きずりながら歩くのは、大変な苦痛であった。

「はぁ・・・はぁ・・・。おもい・・・歩くのが・・・つらいよぉ・・・。」

少女は真っ白い息をハァハァ吐きながら、苦悶の声を上げていたが
看守達は辛辣にも、その声を黙殺しているようだった。


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広美がふと地下牢の入り口方向を振り返ると、
そこは中世の小城のような建物だった。
ここは一体どこの世界なのだろう・・・
少なくとも、自分が知っている場所ではない。

徐々に前方の雪原の向こうに明かりが見えはじめる。
そこには、中世の物語に出てくるような塔が建っていた。
神父が言っていた「審問室」なのだろうか。
第2章-2


両脚に何キロもある重い鉄枷を嵌められた広美は、
雪と鎖の重みに足を取られ、次第に歩みを遅くしていった。

少女の歩みが遅くなる度に、
看守は広美の鎖をビンッと強く引き、その度に少女は苦悶の声を上げていた。


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そんな状況が何度も繰り返されるうち、ついに看守は癇癪を起こしたのか
手にした鞭を少女の小さな背の上に振り上げる。

バシーンッ!!

不意に、背中に激しい痛みが襲いかかった。

「ッッ!? キャァァァァァァァァアアアッーーー!?」

悲鳴を上げ、雪中にドサリと前屈みに倒れる広美。
華奢な少女の背中を襲ったのは、非情な一本鞭の一撃であった。

「さっさと歩け!魔女娘!」


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魔女狩り434
(画像提供:CO様)

広美の後ろを、鞭を持ちながら歩いていた
黒装束の看守が怒鳴り、雪原に座り込んだ広美を更に鞭で打ち据える。

「きゃぁぁあああぁぁぁ!!」

鞭が広美の繊細な肌を擦り、赤い痕をつけてゆく。
その度に、少女のソプラノの悲鳴が雪原に響き渡る・・・。

親にも体罰を受けた事が無い少女にとって、鞭を打たれる衝撃は
いかほどのものだっただろうか。
痛々しい鞭の条痕を震える手で押さえながら、少女はうずくまり
涙を流した。


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やがて雪の中に倒れ込んだ広美は、休む時間も与えられないまま
黒装束の看守達に強制的に抱き起こされる。

そして半ば引っ張られるように無理矢理鎖を引かれながら、
雪中の無慈悲な引き回しが続けられるのだった。
第3章 木馬責め


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(画像提供:CO様)


「ッ!! ンンッ!! ンンンッ!!
 イ・・・イヤァァァァァァァァーーーーーーーーーーーーーー!!」

広美の連行された、塔の中の拷問部屋。
ここで、鉄鎖で後ろ手に拘束された広美は、
あわれな拷問囚と化していた。

「・・・う・・・ううっ・・・くぅっ!! ・・ッアア!!
 ・・・痛い・・・痛いよ!!
 ・・・お願いします・・・お願いだからここから下ろして・・・」

寒い拷問室の中にも関わらず、彼女は涙と汗の玉を飛び散らし、
苦悶の悲鳴を上げながら、慈悲の懇願を繰り返していた。

吊りスカートと半袖丸襟ブラウス、そして白いソックスこそは
慈悲として着せられたままであったが、
両の下着ははぎ取られ、ボタンの外れたブラウスからは
発達途上の小さな胸が見えていた。

広美の股間の下には、
幼い娘を痛めつけるには、あまりにもむごい鋭角の拷問器具が
黒光りをしながら鎮座していた。


両手、二の腕、首に嵌め込まれた鉄枷から伸びる短い鎖は、
後ろ手になるように連結され、少女を厳しく拘束していた。
それだけで何キロもの重さになるであろうこの拘束具は、
少女の股間に更なる苦痛を与えていた。
更に、両足の枷には、何十キロもあるであろう錘までが付けられていた。


「ひぃ・・・ひぁぁあ!・・ ううぅ・・・ 痛いよ・・
 何でもします! 何でも言う事聞きますから・・・下ろして下さい!
 痛い!・・・痛いよ・・・ 助けて!」

あまりの苦痛から、彼女は自らを縛り付ける鎖を強く握りしめ、
強く閉じた目からはとめどなく涙が流れ、顔を左右に振り乱し
唇を噛み締めて、木馬の上でくねくねと、鎖を鳴らして悶絶しながら、
涙と脂汗の飛沫を飛び散らせていた。

鉄枷をつなぐ鎖のジャラジャラという音と、少女の悲鳴、
そして助けを求める哀願の声が、拷問室内に響き続ける。
可愛らしい夏の制服を着た、この可憐な少女が
恐ろしい拷問器具に乗せられて既に1時間が経とうとしていた。


通常、魔女審問の拷問においては、
被疑者に魔女の自白を求めるのが普通である。

しかし、この地区の教会においては、神父の方針により
この質問が行われることが殆どなく、
被疑者はただただ拷問の責め苦を受け続けなければならなかった。

というのも、ここの神父は魔女のことを個人的にも嫌悪しており、
一思いに処刑することをを嫌っていたのだ。

それよりも、牢に繋いで終身刑囚として生かし続けたまま
過酷な拷問により、苦痛を与えたほうが良い・・・
これこそが、魔女の魂を浄化するための
一番適切な処遇であると考えていたのだ。

広美は、何の質問も自白の要求も受けないまま
何故自分が責められているのかも分からずに、
ただ悲鳴と哀願の声を漏らし続けた。


重たい鉄枷で強く拘束されたことにより、
体中の関節がキリキリと痛みを上げ、鉄輪の食い込む腕から
薄らと赤いものが流れ落ちる。

股間に突き立つ鋭角の食い込みは、時間を追うごとに
ますます食い込みの度合いを増していた。

「うわあ”ぁあ”ぁあ”っ!!! ン・・・ンンッ!!!」

広美は、苦痛の度合いが一歩増す毎に
少女の可愛らしいソプラノ声で、悲鳴を漏らしている。

食い込みを深める木馬に対して、広美は苦痛を和らげるべく
両太ももに力を入れて、股間にかかる力を分散させようとしていた。
しかし、木馬の側面は広美の汗でベトベトになっており
華奢な広美の太ももで体重を支え続けることは困難を極めた。

目を閉じて、必死に木馬の側面を、太ももで押さえつける広美。
しかし抵抗も空しく、ついに広美の太ももは、自らの汗によって
ズルリと三角木馬の側面を滑り落ちた。
広美の幼い栗に、三角木馬の鋭角がこれまでに無く
激しく突き立つ。

「あぐああ”あ”あああ”!? いやあぁあぁぁああっ!!」

脳天まで突き刺さるような激しい痛みが広美を襲い、
広美の頭の中には、真っ白なスパークが生じていた。

可愛らしい顔をしかめて絶叫を上げ、涙をボロボロと流しながら
苦痛に耐え続ける広美を横目に、
拷問を行っている2人の看守は、黙々と作業をこなしていた。

看守達の内心では、幼い少女をいたぶることに、わずかな罪悪感と
嗜虐心、・・・そしてかすかな欲望も感じていた。
しかし、看守たちが少女囚を慰みに用いることは禁じられていた。
看守たちは、自らの欲望を押さえ込むべく
ますます作業に没頭し、広美が受ける苦痛は増大するのであった。

ガタッッ!!!

拷問部屋に、広美を責め立てる三角木馬が揺れる音が響いた。
木馬の鋭角が、幼い股間の栗に強く突き立つ。

「キャァアアアアアアアアーーーーーッッ!!!」


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広美は白目を剥いて、腹の底から悲鳴を漏らした。
看守の一人が、広美を激しく責め立てる三角木馬を、
強く足で蹴り揺らしたのだ。
一瞬飛びかけた広美の意識が回復し、涙を流して哀願の声を漏らす。

「・・・お願いします! お願いですから・・・
 ここから下ろして下さい・・・
 痛いよ痛いよ・・・ パパ・・・ママ・・・助けて・・・」

しかし、次に少女を待っていたのは慈悲ではなく
更なる過酷な責めであった。
蝋燭のついた燭台を手にした看守が、木馬に乗せられた広美に近づく。

「小娘! 魔女として世を惑わせてきた罪を後悔するがいい!」

看守はそう言うと、広美の半袖ブラウスがはだけた胸に向けて
蝋燭をポタポタと落としはじめた。

「アッー、アーーー! あづい!あづい!あづいよー!」

悲鳴を上げる少女に対して、看守は容赦なく責めを続ける、

「キャーー! アー! アッー!! 
 いやああああぁぁぁぁーーーーーー!!!」

少女の胸元が一通り蝋で埋め尽くされると、今度は少女の背中に回り
肌の露出した広美の四肢に鑞を落とし始める。

鑞が、両腕、太もも、かかとへと
次々と襲いかかった。

「アッーー!!! アツイぃぃぃぃぃぃ!
 あづい!!あづいぃぃぃーーーー!!」

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広美の敏感な二の腕に白い蝋が垂らされ始めると
少女の細い腕が苦痛にプルプルと震え、小さな口から
苦悶のうめき声とソプラノの悲鳴が拷問室に響いた。

「・・・ぅぅぅぅ・・・ッッ!!! 
 っうああああ!! アッーーーーーーー!!
 やめて・・・お願いしま・・・・
 アヅィィィィィィィーーーーーーーー!!!」

広美は四肢を拘束する鎖を力の限り引っぱり、ブラウスの丸襟を口で噛み締めて
過酷な苦痛に必死に耐えた。
強く引っ張られた鉄鎖が、ギシギシと音を立てていた。

「あづい!!あづい!! あっあああああああああああああーーーーー!!!」

広美の両腕・両足が白い鑞で埋めつくされようとしていたとき
広美の頭がガックリと垂れ下がり、少女の悲鳴が止まった。
幼い少女は、苦痛のあまりついに意識を手放したのだ。


少女囚の失神を確認すると、
看守たちは、広美の全身にこびりついた鑞を乱暴に剥がした。
そして、少女の体を木馬から下ろして
後ろ手に拘束していた鉄鎖を解いたのであった。

少女の幼い栗には、ナイフを押し当てたような
痛々しい筋がくっきりと残っており、
拷問の凄まじさを物語っていた。
こうして、広美の最初の拷問は終わりを告げた。

広美の両手足に、再び護送用の鉄枷が嵌められる。
枷を嵌められている途中に、広美は目を覚ましたが
もはや抵抗する体力も気力も無く、
ただ、されるがままになっていた。

広美は、再び酷寒の雪道を、彼女の寝床である地下牢へと護送された。
数百mの距離であったが、過酷な拷問を受けたばかりの少女には
もはや自力で歩ける距離ではなかった。
両脇を看守に支えられ、半ば引きずられるようにして地下牢へと連行された。


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-----


看守たちは、広美を元の地下牢に連れ戻すと、
再び広美の両手首を壁の手枷に繋ごうとした。

木馬責めの残痛がピリピリと幼い性器に残る少女は、
ポロポロと涙を流し、何度も頭を下げながら懇願した。

「・・・お願いします・・・お願いします・・・。
 ・・・そんなものに繋がなくても・・・私逃げたりしませんから・・・」

広美の閉じ込められた地下牢の入り口は頑丈な鉄扉で塞がれていた。
しかも、この古城のような建物の周囲は酷寒の雪原・・・
わざわざ鎖に繋いでおかなくとも、少女が逃げ出すことは不可能だった。

にも関わらず、この華奢な少女は牢内でも重たい鉄枷を嵌められ
鎖に吊るし上げられようとしていた。

「どうしても縛るのなら・・・手錠を嵌めておいてもいいですから・・・」

そういって、少女は寒さで鳥肌に被われた半袖の両腕を
震わせながら、鉄手錠を嵌められるように、後ろ手に交差させた。

「・・・お願いします・・・まだ責めの跡が痛くて・・・。
 ・・・せめて一晩だけ、横にならせて下さい・・・お願いします」

しかし黒装束の看守たちは少女の細腕を乱暴に掴み、
少女を無理やり壁の鎖に繋いで鍵をかけてゆく。

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「・・・この小娘め!・・・そういって魔法で逃げるつもりなのだろう。」
「・・・身動きできないよう、厳重に縛り付けておいてやる!」

看守達は冷たく言い放ち、今広美を地下牢の壁に磔ると
涙を流す広美に吐き捨てるように言い、牢を去って行った。

「その鎖がお前の寝床なんだよ・・・わざわざ用意してやったんだ。
 感謝くらいするんだな!」

拷問の残痛に苦しむ少女を包み込むのは、
毛布でも、粗末な藁ですらもなく
壁に吊るされた冷たい鉄枷であった。

魔女として囚われた広美には、
一晩横になって拷問の苦痛を癒す・・・
ただそれだけの安らぎも与えられなかったのだ。


広美は、酷寒の地下牢の中、再び吊り手枷に両腕を吊るされて
ガックリと頭をうなだれて、未だに股間に残るズキズキとした
木馬責めの残痛に耐えるしかなかった。

やがて、広美の目からポタポタと涙が流れ落ち、
彼女の半袖ブラウスと吊りスカートにシミを作りはじめた。

酷寒の地下牢の中で、
シクシクという少女囚のすすり鳴きの声と、カチャカチャと鎖が鳴る音が
いつまでも闇に響いていた。
第4章 春香


両手を掲け#12441;てA


「・・・う・・・うぅ・・・」

絶望の地下牢に、少女囚の悲痛なうめき声が響く。

広美がこの牢獄に閉じ込められて、一週間が経とうとしていた。
その間、毎日のように雪の中を拷問部屋まで連行され、
あの手この手の拷問を受け、虚脱したら再び地下牢に繋がれた。

地下牢の中では、辛い吊り手枷で常時拘束されたままであり、
広美は、食事の時間や睡眠時間、さらには排泄の時間であっても
冷たい鉄枷につま先立ちで吊るされたまま、過ごさねばならなかった。

そのため、少女の細い両手首に非情なほどに分厚い鉄枷がキリキリと食い込み
広美は凍りつくほどに冷たい鉄枷が手首を締め上げる痛みを味わっていた。
かかとが宙に浮く状態で吊るされ続けたため、何度も筋が痙攣し
引き延ばされた全身に、骨が外れそうな痛みが走っていた。

「・・・ぅぅ・・・くぅ・・。  
 ぅぅ・・・痛い・・・クサリが食い込んで痛いよ・・・。
 ・・・だれか・・・このクサリを外して・・・。
 ・・・せめて・・・ほんの少しでもいいから・・・緩めて・・・。」

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(画像提供:CO様)


少女は、両手をグーに握り締め、
自分の手で涙を拭う事もできぬまま、非人道的な拘束を受け
手首を締め上げられる痛みに来る日も来る日も耐え続けていた。

自力では食事も排泄も行う事ができない状態にあるため、
黒装束を身につけた看守に、食事を口に運んでもらい
排泄の世話をしてもらうことになるのだが、
これは繊細な心を持った少女囚にとって堪え難い苦痛であった。
看守に排泄の世話をしてもらう度に、頬が涙で濡れたが
その涙をぬぐうことも、今の広美には叶わなかった。


また厳冬の牢の中、
生地の薄い半袖丸襟ブラウス1枚と、吊りスカート、白いソックスという
防寒効果の殆ど期待できない格好のまま、過ごす事を余儀なくされていた。

そのため、広美は鉄枷に吊るされて身動きもとれない状態のまま
氷点下の突き刺すような寒さに、半袖の夏服姿で耐え続けなければならなかった。

「ぅぅぅ・・・寒い・・・寒い・・・。ぅぅ・・・寒いよ・・・。」
 ・・・ぅぅ・・・こんな・・・こんなのって・・・。
 ・・・私が何をしたというの・・・。ぅぅ寒い・・・。」

せめて何か羽織るものを・・・。と何度も懇願したものの、
魔女にくれてやる服など無いと一蹴されてしまっていた。

肌の露出した四肢から鳥肌が消えることは無く、
常にカタカタと小刻みに震えており、
その震えは少女の両腕をキツく締め付ける鉄枷へと伝わり、
ジャラジャラという鎖の音が地下牢内に鳴り止むことは無かったのであった。
そして、鎖の音とともに聞こえてくるシクシクという少女の嗚咽・・・。

それでも、1週間という時間は、広美から希望の光を奪うには短く、
広美は、いつかは助けが来て解放されると信じていた。


-----


そんな折、地下牢の扉の鍵を開ける音がガチャガチャと鳴りだした。
再び拷問室へと連行されるのではないか、そんな不安に駆り立てられた広美は
顔に怯えをうかべ、鎖に吊るされた体を恐怖に震わせた。

ところが、そんな扉から現れたのは
あまりにも意外な人物であった。

「は・・春香ちゃん!?」

扉から現れたのは、祖末な食事の乗せられたトレイを持った、親友の春香であった。
春香は、鎖に繋がれた広美の姿を見て、目を見開いて驚いている様子であった。

広美は、再会の喜びの声をすぐさま上げることはできなかった。
何故ならば、広美と同じく半袖丸襟ブラウスを身につけた春香の両腕には
重たそうな鉄の枷が嵌められていたからであった。
それは、春香もこの牢獄の囚人であることを意味していた。
ただし、両腕を繋ぐ鎖は長く、ある程度は両手の自由が利くようであった。


「春香ちゃん!? その枷は一体どうしたの!? 大丈夫? 痛くは無い?」

広美は、鉄枷に吊るされた自らの境遇を棚にあげ、春香にいたわりの声をかける。
暫くは驚きのあまり立ち尽くしていた春香も、広美に声をかけられてついに口を開いた。

「・・広美ちゃん!? 広美ちゃんなの!?」

春香は、鎖に吊るされた広美の元にかけより、トレイを地面に置いて
広美の腰に抱きつき、頬にうっすらと涙を流しながら語りはじめた。

「広美ちゃん・・・会いたかったよぉ・・・
 私たち、一体どうしちゃったの? おうちに帰りたいよ・・」

春香は、枷の嵌った不自由な両手を広美の腰にまわして、
広美の胸に顔を沈め、しくしくと泣き始めた。
広美は、春香とは同級生であったが、
2人の間柄はまるで姉妹同然、いや、それ以上のものであった。

広美は、春香が落ち着きをとりもどすまで、
自分に抱きつき、胸元で泣き続ける春香の事をはげまし続けた。

「何が起こったのか分からない・・・
 確かなのは、私たちは悪い人たちに捕まっているのよ。
 だけど大丈夫。いつかきっと助けが来るよ・・!」

「ううう・・・広美ちゃん・・広美ちゃん・・」


-----


一刻ほど春香が泣き続けた時、満足に食事を与えられていない広美の腹が
「クークー」と音を立てた。
広美は春香の手前、できるだけ気丈に抑えようとしていたが、
もはや気力で我慢できる限界を超えているのであった。

広美の胸に顔を沈めていた春香は、はっと
看守によって自らに科せられた義務を思い出した。

「そうだ・・・広美ちゃん。 黒い服の男の人たちから、
 広美ちゃんの世話をするように言われたの。
 あの牢屋には、おまえと似たような女の子を繋いでいるから、世話をしろって・・」

そう言って、春香は自らが運んできたトレイに乗せられた
パンを手にとり、小さく一口サイズにちぎって、広美の口にあてがった。

「広美ちゃん・・今、ご飯を食べさせてあげるね。
 あーんして・・」

広美は、すこし恥ずかしそうにしながらも
口をあけて春香が供する食事をほおばった。

鉄枷に両手を吊るされたままの今の広美には、
自分の手で食事をすることは、かなわぬ夢だった。

粗末なパンではあったが、春香の手で一口一口供される食事には
暫く感じることのなかったぬくもりがあった。


-----


食事が一通り終わると、春香は
広美の半袖の両腕がびっしりと鳥肌で被われ、
カタカタと小刻みに震えている様子を、悲痛な表情で見つめた。
鉄枷に吊るされてバンザイの姿勢で固定された広美の細腕は
地下牢の過酷な冷気で青くなりかけていた。

春香はその様子を見て、

「広美ちゃん・・・とても寒そう・・・」

と言いだした。
そして何を思ったのか、突然、広美に抱きついてきたのであった。

厳冬の牢で、広美と同じ半袖丸襟ブラウス・吊りスカート姿の春香も
さぞかし寒い想いをしているに違い無かった。
しかし、両腕を吊るされたまま、小窓から舞い込む小雪を遮ることもできず
露出した顔や腕、両足への直撃を許すままの広美に比べれば
いくらかは良い状態であると言えた。

「は・・・春香ちゃん!?」

春香の突拍子の無い行動に、広美は少し驚いた様子であった。

広美に抱きついた春香は、今度は吊られた広美と同じようにバンザイの姿勢を取り、
つま先立ちになって、広美の体に重ね合わせるような姿勢を取った。
そして、鳥肌で覆われた太もも同士や、半袖の夏服から伸びた互いの両腕、
そして、互いのブラウスと吊りスカート同士を摩擦するようにこすり合わせ始めた。
2人の顔は最大限まで接近し、ついには頬と頬がこすり合った。

寒い地下牢では毛布も無く、壁に吊るされたままの広美を暖めるために
とっさに考えついた、春香なりの手法であった。
広美は、いやがる様子も見せず、ただただ春香のされるがままになっていた。
その表情は、心なしか紅潮しているように見えた。

「春香ちゃん・・・ありがとう。 私のためにここまでしてくれて・・・」

「いいの・・・ 私は広美ちゃんの苦痛を少しでも和らげてあげたいの。
 こんな所に閉じ込められて、鎖に繋がれるなんて・・・あまりに酷いよ・・・
 広美ちゃんが一体何をしたっていうの・・?」

その言葉を聞いた広美は、先ほどから気になって仕方が無かった
春香の待遇について聞いてみることにした。
自分と同じような酷い目に合っていない事を、心から願っていた。

「・・・春香ちゃんは、私みたいに鎖に繋がれたりはしてないの?
 酷い目に遭わされたりはしていない?」

「牢屋に閉じ込められているし、この手錠も嵌められたままなの・・
 だけど、吊るされたり、痛い想いはさせられていないよ。」

広美は、少なくとも自分よりは良さそうな春香の待遇に安堵した。
おそらく、自分のように三角木馬に乗せられたり、
鞭打たれたりもしていないのだろう。  本当に良かった・・・
だけど、何故私だけここまで辛い目に遭わされるのだろうか・・?

「広美ちゃん。もうすぐ夜だから、黒服の人がやってきて
 広美ちゃんの事を鎖から下ろしてくれるよ! 
 もう少しの辛抱だから・・頑張ってね」

どうやら春香は、広美の吊り手枷は、自分が世話をしている時間の前後に
一時的に繋がれているものだと考えているようだった。
優しい春香にとって、ずっと鉄枷に吊られたまま、地下牢に閉じ込められるという
過酷な処遇は、想像の範疇を超えたものなのであった。


実際の広美は、拷問の時間と、雪原を連行される時以外は、
常時、この辛い吊り手枷に高く吊るし上げられたままであった。

そのため、両の手首には分厚い鉄枷が厳しく食い込んでキリキリ痛み、
つま先立ちのままの両足は酷く痺れていた。
時おり、体重のかかる肩には抜けるような激痛が走った。
何よりも、酷寒の牢の中、夏の制服姿で身動きが取れないまま、
突き刺すような寒さに耐え続けなければならない事が辛かった。
広美の地下牢における待遇は、まさに終わりの無い拷問と言えた。

広美にとって、これまでの看守たちの言動から、
この待遇が悪くなることはあっても、良くなることだけは無いように思われた。

それでも、春香にはそのような過酷な現実を伝えたく無かった。
今でも十分に過酷な状態だが、これ以上、春香を悲しませたく無かった広美は
善意の嘘をついたのだった。

「うん・・! ありがと。 そろそろ両手の鎖を外して貰える時間だね。
 この地下牢のベンチ、鉄製だけど・・・
 慣れると何とか寝る事だってできるのよ。」

そう言って、これまでに一度も腰掛けたことのない
牢の中の粗末なベンチを眺めたのであった。

非情なことに、壁に高く吊るされた冷たく重い、この鉄枷こそが
広美に許された唯一の寝床であった。


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春香が独房から去った後、広美は眠りにつこうとしていた。
天井近くにある鉄格子の窓から差し込む月明かりのおかげで、
広美の独房はかろうじて漆黒の闇に沈むことはなかった。
ひどい疲労から今にも眠りに落ちそうになるが、
崩れ落ちそうになると同時に両手に枷の食い込む痛みが走り、
更に雪の吹き込む独房のあまりの寒さから
なかなか眠りに落ちることも許されない。


ふゆ

(画像提供:星屑ゆめこ様)


広美は上を仰いで、鉄格子ごしに見える月を眺めながら祈っていた。
助けて・・・神様たすけて・・・と。
やがて疲労と苦痛が限界に達した広美は
気を失うように眠りに落ち、
少女の可愛らしい寝音が暗い独房に響きはじめた。
第5章 自慰


広美と春香が、地下牢で再会を果たしてから数日が経った。
それからというもの、春香は毎日、午後の昼下がりに
広美の世話をするため、地下牢にやってくるようになっていた。


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「広美ちゃん・・・また明日ね」

春香は、寂しそうにそう言って
広美の体を抱きしめた。

今日も春香は、広美の食事や排泄の世話を一通り終えて
地下牢を後にしようとしていた。

過酷な広美の囚人生活の中で、唯一
幸福とも呼べる時間が、終わりを告げようとしていた。

地下牢の扉がガチャンと閉まり、
後には悲しい表情を浮かべ、鎖に吊るされたままの広美が残された。

この時、春香から供された粗末なパンの中に
ある混ぜ物がしてあったことなど、
広美には知る由も無かった。


-----


広美の拷問は、いつも、日が沈んだ後に行われていた。
従って、この幸せな時間の後に
地獄の苦しみを味わう時間がやってくるのであった。

しかし、そのようなサイクルで拷問されるが故に
拷問直後の虚脱した表情や、赤い鞭跡の残る肌を
春香に見せずにすんでいるという点もあった。
春香には、まだ自分が拷問を受けているという事を言っていなかった。


ところが今日は、日が沈んでも看守が連行にやって来ない。
広美は、もうしかすると今日は安息日なのかもしれないと
安堵しつつあった。
これまでも数日に1回、不定期ではあったものの
拷問の行われない安息日があったからだ。


広美が安堵し始めたのも束の間、
突然、広美の股間がもやもやとした熱を帯び始めた。
股間で発したこの熱は、またたく間に
広美の幼い胸や、太ももにも伝播していった。

広美は最初、一体何が起きたのかわからずに混乱していた。
しかし、広美がたまにやっている「秘密の遊び」に似た興奮が、
体中を駆け巡っていることに気がついた。

広美はまだ自由の身であった頃、周りの誰にも教えていない「秘密の遊び」に
たまに一人ふける事があった。
誰にも教えなかったのは、それは言ってはいけない悪いことのように
直感的に感じていたからであった。

最初に気がついたのは、体育の授業で鉄棒に股がった時だった。
股間に強い刺激を受けた時、言い知れない気持ち良さを感じた広美は、
それからというもの、手で股間を刺激して、
気持ち良さを味わう遊びに興じるようになったのであった。

しかし、この地下牢に囚われてからというもの、常時両手は吊られたままで
股間をまさぐることはかなわなかったし、
三角木馬責めを受けている間も、苦痛の大きさがあまりにも大きすぎて
とても快楽など感じてはいられなかったのであった。


広美ちゃん_追加分
(画像提供:ふらすこ様)


その広美は今、「秘密の遊び」をやりたくて
いてもたってもいられないほど、快楽に餓えを感じていた。
体中に伝播した「熱」は、甘い刺激とほのかな快楽を
体の各部に与えていたが、
広美が達することができるような刺激には程遠かった。

P44.jpg

「あん!・・・ああん! 刺激が・・欲しいよ・・・」

両腕を拘束された今の広美には
この欲望の高ぶりを発散する術が無かった。

殆ど自由の効かない体は、必死で刺激を求めていた。
腰をカクカクと小刻みに揺らし、顔を紅潮させ、
両手足はプルプルと震えていた。
固く閉じられた目からは、薄らと涙が流れていた。


体中が死にもの狂いで刺激を求めているのに、
達する事ができない苦しみ。
この甘い拷問が始まって、1時間が経過しようとしていた。

快楽の渦が何度も何度も、広美を襲っていた。
自らの股間をまさぐり、刺激することができたら・・・
何度願ったかも分からなかった。

「体が・・・熱いよ・・・! 」

その時、電撃のように広美の股間に
わずかに達することができない程度の快楽のパルスが
ビビビッ!と襲いかかった。
その瞬間、広美の脳内には、何故か、同性の親友の姿が
思い浮かばれたのであった。

「んっんーー あああああ! 春香ちゃん! 春香ちゃん!」

不自由な体で、必死に腰を揺らして悶絶する広美。
少女囚を襲う快楽の津波は、ますます大きくなるばかりであった。


依頼4
(画像提供:浮遊様)


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ガックリと広美が顔を落とすと、彼女の視界には
自分の体のすぐ横にある、自分が吊られているものとは
別の吊り手枷が目に入った。

その鉄枷は、ちょうど広美の腰くらいの高さに据え付けられており、
鉄の輪の小ささからして、おそらく子供用のものであった。


それを見た広美は、何を考えたのか
目の色を変えて、自分を吊るす手枷をこれ以上無く引っぱり、
つま先立ちのかかとをさらに高くのばし、何とか右方向に90度近く体を回転した。
元々、広美は限界に近い高さで吊られていたため、左足は少し宙に浮く姿勢となった。

そうして、広美の股間が、ちょうど腰の高さの吊り金具に
あてがわれる状態になった。


すると広美は、手枷の吊り金具に、スカートごしに
一心不乱に股間を擦り付けはじめたのだった。

「くうう・・・ああぁん! ああん!」

1時間以上渇望し続けた股間への刺激を、やっと享受できた喜び。
広美は夢中になっていた。


手枷の吊り金具は、壁に埋め込まれた金属プレートと、
そこから張り出した金属の立方体が主な構成部品だった。
金属の立方体の中央には横穴が開いており、
そこから下に重くて頑丈そうな鎖が伸びていた。

そして鎖の先端には、広美が嵌められているのと同じような
径が小さく、分厚い鉄枷がついているのであった。


広美は、吊り金具の立方体の角や直線部分に、
角度を変えながら、幼い膣や小豆を擦り付けていた。

両腕を拘束され、吊りスカートごしにしか擦り付けることができない広美は、
十分な刺激を得るために、体重をかけながら
一心不乱に腰を揺らして、強く股間を擦り続けているのであった


金具と吊りスカートが「ゴシゴシ」と音をたて、
吊りスカートの前方には、広美の愛液が滲みはじめた。

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「うぐぅ・・・うあああ! 春香ちゃん! はるかちゃ・・・」

広美は、激しい快楽の中、再度同姓の親友の名を口走っていた。
どうしてかは広美にも分からなかったが、
無性にその名を口にしたい感情に駆られていたのだ。

ゴシゴシゴシ・・ゴシゴシ・・

地下牢に、広美が一心不乱に股間を擦り付ける音と、
広美を吊るす鉄鎖がガチャガチャと擦れる音、
そして、広美の快楽に溺れる喘ぎ声が延々と響き続けていた。

厳冬の牢の中で、常時びっしりと鳥肌が立っていた
半袖の両腕と太ももは紅潮し、汗の粒が至るところに浮かんでいた。

「あ・・・・あぅぅ! あんあん! あんあんあん!」

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(画像提供:ふらすこ様)


一心不乱に股間を擦り付ける広美の意識の中で、
不意に、春香のあわれもない姿が、妄想されはじめた。

広美の妄想の中では、春香は今の広美のように
夏の制服を着たまま両腕を鎖に吊るされて、
一心不乱に股間を金具に擦り付けていた。
そして、広美ちゃん、広美ちゃんと叫びながら
甘い声をあげているのであった。

「ああ・・・あああん! 春香ちゃん!一緒にイクよ!・・イクゥ!!
 イクゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥ!!!」


_7CapcUH2.jpg
(画像提供:ふらすこ様)


少女囚の可愛らしい叫び声が、地下牢の中に響いた。
広美の脳に電撃のように巨大な快楽のパルスが走り、
背の筋がピーンと伸びた。
つま先立ちの踵が、これ以上無いくらいに高く浮き、
ピクピクピクと全身を痙攣させた。

その後、一気に虚脱したように広美は崩れ落ち、
グーに握り締められていた両手は、ガクンと垂れ
全身の体重を、自らを吊るす鉄枷にあずけたのであった。

吊りスカートの前面と、腰の高さの吊り金具は広美の愛液で
グッショリと濡れていた。

広美ちゃん_追加分_カスタム2web
(画像提供:ふらすこ様)


広美の頭はガックリとうなだれ、涎と涙の混ざり合った液体が
ポタポタと地面に向かって滴り落ちていた。



第6章へのリンク



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■5章の漫画化について
何と、絵師のうめっこさんに5章の漫画を描いていただくことができました!
素晴らしい作品なので、是非一度ご覧になってください!(13/03/05)
http://www.pixiv.net/member_illust.php?mode=medium&illust_id=34019857



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