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第2章-1 雪中の連行

hiromiweb.jpg
画像提供:紫羅様 


広美ががっくりとその身を鎖に預けて項垂れていると
突然、地下牢の鉄扉の鍵穴がガシャリと金属音を立てた。

重々しい音を立てて鉄扉が空くと、そこには神父のような格好をした男と
黒装束に身を包んだ2人の男が現れた。
男達は、鎖に繋がれた広美の姿を見下すように眺めて、会話を始めた。


「この者が魔女なのですか? 一見、ただの小娘に見えますが・・・」

「この小娘は、見た事も無い異国の服を着て、そこの雪原に倒れておったのだ。
 近くの村までも大分あるし、ひとけの無い雪原でこのような怪しげな衣服でおるのは
 普通の娘ではあるまい。魔女の疑いは十分にある。」


「魔女・・・?」

広美は、現れた男達の怪しげな格好と、意味不明の会話に錯乱気味になっていた。
これは一体どういうことだろう・・・もしかして、映画か何かの撮影なのだろうか。

「あの・・私困ります。お父さんやお母さんが心配します。
 映画の撮影なら、早くこの鎖を解いて、帰して下さい。あまりに酷すぎます!」

広美は、鎖に吊るされたままの姿勢で、男達に抗議した。
彼女の可愛らしい頬には、薄らと涙が流れていた。
大人であれば、およそ映画の撮影でないことなど容易に想像がつくのだが、
まだ世間の常識に疎い少女にとって、これが考えうる最大限の答えだった。

神父のような姿の男が、睨みつけるように反応する。

「映画・・・? 聞いた事も無い怪しげな言葉を言いおって!
 やはり・・・やはりこの娘は魔女に違いない・・・
 徹底的に調べた方がよさそうであるな。
 審問室までこの小娘を連行しろ!」

神父が言葉を言うやいなや、黒装束の男達が広美の両脇に移動し、
広美を拘束していた分厚い鉄枷の鍵を解いた。
二日ぶりにつま先立ちの拘束から外された広美は、
その場にどさりと崩れ落ちた。


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石畳の地面にうずくまる少女に対して、
神父は容赦無く、立て続けに怒鳴りつける。

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(画像提供:CO様)

「休んでいる間など無いぞ!さっさと縛り上げて連行せよ!」

黒装束の男達は、広美の両腕を抱えて抱き起こし、
その両腕と両足に、重たい護送用の鉄枷を嵌め始めた。

「いや・・・鎖はもう嫌ぁ!! 許して下さい!」

広美は涙を流して懇願したが、願いは聞き届けられなかった。
手足を強く押さえつけられ、鉄枷を嵌め込まれ
鍵によって厳重に施錠されてしまったのであった。

広美-前手錠
画像提供:浮遊様


広美の四肢にはめ込まれた何キロもの重さのある鉄枷は
それぞれ短いクサリで連結され、身動きもままならなかった。
これをつけられた少女囚は、ヨチヨチ歩きに近い状態で鎖を引かれ、
連行される運命にあるのだった。

「審問室へ移動する! 小娘、さっさと歩け!」

広美は鎖に引かれて、頬に涙を流しながら、地下牢を後にした。



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renkou5435.jpg


地下牢の通路を通り抜け、階段を登ると
薄暗く、雪がしんしんと降り積もる酷寒の外の世界に出た。
半袖姿の広美は、さすがに何か羽織るものを供されるものだと思っていたが
看守達はおかまいなしに、広美をいつもの夏の制服だけを着せたまま、
銀世界の雪原へと引き立てた。

非情な冬の寒さが、夏制服姿の広美を容赦無く責め立てる。
肌の露出する半袖の両腕と太ももに、突き刺すような氷点下の寒さが襲った。


「・・・うう・・・くぅ・・・。 寒い・・・寒いよ・・・」


目に涙を浮かべて、カタカタと震える広美。
両腕に重たい鉄枷を嵌められ、前に差し出すように鎖で引かれているため、
鳥肌に覆われた腕をさすってわずかな暖をとることもできない。
カタカタと体を震わせ、両手をグーに握り締め、
白い息を吐いて耐えるのみであった。

前にまとめて差し出した両腕や、華奢な二の腕、手首に嵌め込まれた
黒光りをする鉄枷の上にも、しんしんと雪が降り積もり、
その冷気が広美を更に厳しく責め立てた。


連行web



広美が元々履いていた、学校指定の靴こそは履く事を許されたものの、
両足首に嵌められた重量のある鉄枷と重たい鎖を
ジャラジャラと引きずりながら歩くのは、大変な苦痛であった。

「はぁ・・・はぁ・・・。おもい・・・歩くのが・・・つらいよぉ・・・。」

少女は真っ白い息をハァハァ吐きながら、苦悶の声を上げていたが
看守達は辛辣にも、その声を黙殺しているようだった。


kangoku.jpg


広美がふと地下牢の入り口方向を振り返ると、
そこは中世の小城のような建物だった。
ここは一体どこの世界なのだろう・・・
少なくとも、自分が知っている場所ではない。

徐々に前方の雪原の向こうに明かりが見えはじめる。
そこには、中世の物語に出てくるような塔が建っていた。
神父が言っていた「審問室」なのだろうか。
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