FC2ブログ
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
第6章 熱


広美が、この監獄に繋がれてから1ヶ月が経とうとしていた。

媚薬の盛られた食事は、その後も数日に1度、広美に供されていた。
広美はその度に、鎖に繋がれた体を悶絶させ、腰の横の吊り金具に
股間を擦り付けて自慰にふけることになった。

春香が食事に媚薬を入れているとも考えられず、
おそらく意地の悪い看守のイタズラではないかと、広美は考えていた。


未だに助けが来る様子も、解放される見通しも無かったが、
親友の春香の存在が、拷問に苦しむ広美の心を支えていた。

しかし、拷問を受け、夏服姿のまま酷寒の地下牢に吊られ続けた少女は
その体力を確実に削り取られていた。


その日の昼下がり、
春香は、広美を世話するための道具一式を乗せたワゴンを押しながら
広美の繋がれた地下牢へと向かった。

「今日も広美ちゃんに会える・・・」

春香は、親友に会える期待に胸を膨らませて
看守から預けられた、広美の牢の鍵を刺し込んだ。

春香は、広美の牢の鍵だけは、世話の時に預かることを許されていた。
ただし残念なことに、広美の吊り手枷の鍵は預かることは許されなかった。
この地下牢から抜け出たところで、周囲の雪原に逃げ場などなかったが、
魔女として扱われている広美の、万一の逃亡を阻止するための措置であった。


-----

ル広美2
(画像提供:ル様)

ガチャリ・・・。

金属音を響かせて、広美の地下牢の鉄扉が開いた。
すると、広美はいつもの吊り手枷に繋がれたまま、
ガックリと頭を垂れて、苦しそうなうめき声を上げていた。

「ひ・・・広美ちゃん!?」

いつもは、扉の方を見つめて笑顔で迎えてくれる広美だったが、
今日は何やら様子がおかしい。
春香は、驚いた表情で広美の元に駆け寄った。

広美は、「ハァ・・ハァ・・」と苦しそうな表情で息を上げ
目を閉じてうなだれていた。

「広美ちゃん!?」

春香が広美の額に手を触れると、ひどい熱を発していることが分かった。
日々の拷問で体力を削り取られ、夏の制服姿で酷寒の牢に繋がれていた広美は
ついに熱を出してしまったのだ。

広美は、春香の存在に気がつくと、こんな時にでも気丈に振る舞おうとした。

「・・は・・・春香ちゃん。 私は・・・大丈夫だよ。
 平気・・・なんだから・・!」

苦しそうな声で、無理矢理笑顔を作り、
春香を落ち着かせようとする広美。
しかし、春香は目に涙を溜めながら、
広美の体を包み込むように抱きしめた。

「だめ! 広美ちゃん。 このままじゃ、広美ちゃんが死んじゃうよう・・!」

そう言うと、冷えきった広美の体を、いつも以上に必死になって
暖めはじめたのだった。

春香は、鳥肌のびっしりと立った、広美の脚と両腕を必死にさすった。
手錠の嵌められたままの両手を広美の首に回して、体と体を密着させ
互いの脚と吊りスカート同士をスリスリとこすり合わせた。

冷えきった広美の体であったが、春香の体を使った必死の看病によって
徐々に暖かさを取り戻しつつあった。


春香が広美の看病を始めて、1時間が経とうとしていた。
世話のために許された時間を過ぎようとしていたが、
春香は構わず、広美の看病を必死になって続けていた。

春香が広美の牢に来て、2時間が経過しようとしていた頃

「ガシャーン!」

牢の鉄扉が開き、黒装束の看守が姿を現した。
その時、春香は鎖に繋がれた広美の体に身を寄せながら
親友の体の冷たい箇所を、必死にさすっていた。

看守は、いつもの冷たい口調で春香にどなった。

「小娘、世話が許された時間をとうに過ぎておるぞ!」

看守はそういうと、手招きをして
春香に戻るように促した。


すると春香は、鉄枷の嵌められた両腕を冷たい牢の床につき、
土下座をして、涙を流しながら懇願しはじめた。

「お願いします! 今夜一晩、広美ちゃんの世話をさせて下さい!
 広美ちゃんは熱が出ているんです!
 このままでは広美ちゃんは・・・・お願いします!
 私、何でもしますから・・・」

黒装束の看守は、土下座する春香の姿を冷徹な目で眺めながら
この少女囚のささやかな願いを聞き届けるべきか
考えを巡らせていた。

今夜は・・・あの情け容赦のない神父は居ない。
鎖に繋がれた小娘二人が、この牢から脱走できるとも思えない。
たまには、この程度の願いを適えてやってもいいか・・・

「ああ、いいぜ・・・ただし一晩だけだ。」

と黒装束の看守がぶっきらぼうに答えた。

「あ・・・ありがとうございます! 本当にありがとう・・・!」

春香は涙ながらに感謝の言葉を述べ始めた。

春香は、広美の吊り手枷もすぐに解くようにお願いしたが
その願いについては、看守は頑として受け付けなかった。

やがて、看守が牢の扉を施錠して立ち去ると、
地下牢は、広美と春香 2人の可愛らしい少女だけの空間となった。


-----

51967298_p0.jpg
(画像提供:推力のずる様)


「ハァ・・ハァ・・」

鎖に吊るされたまま、苦しそうに息をする広美。
だいぶ体の冷えはおさまってきたとはいえ、
熱を下げる為には、まだまだ看病が必要な様子であった。

春香は、吊られた広美の体を強く抱きしめて
窓から降り込んでくる冷たい小雪を払い続けた。
ただただ広美の熱が下がる事を祈っていた。
そして、広美に励ましの言葉をかけた。

「広美ちゃん・・・もうすぐ夜になるよ。
 そしたら、看守さんが鎖から下ろしに来てくれるよ!
 もう少しの辛抱だよ・・・」

それを聞いた広美は、
朦朧とした意識の中、自分の待遇について
春香に正直に伝えるべきか、悩んでいた。

春香に心配させたくないという一心で、自らの過酷な待遇を
可能な限り、春香には知られないようにしてきた。
春香にだけは、これ以上余計な心配や、悲しみを与えたくはなかった。

しかしこのまま夜が来れば、少なくとも
地下牢の壁にずっと吊るされたままという、過酷な広美の待遇が
春香の知るところとなってしまうはずだった。
熱に苦しめられながら、広美の心は揺れていた。


やがて日が沈み、地下牢の小窓の外は、すっかり闇の世界になった。
鉄格子の嵌った小窓からは、相変わらず夏服姿の広美と春香の上に
小雪が舞い降り続けていた。

「広美ちゃん・・・看守さん、なかなか来てくれないね・・・」

春香は、看守が広美の吊り手枷をほどきに来ない事に
少しいらだっている様子であった。

その様子を見て、広美は自分の待遇の一部を
春香に正直に伝えることにした。

広美2
(画像提供:推力のずる様)

「春香ちゃん・・・ 私の鎖ね、夜の間も、寝ている時も
 ずっとこのままで外してもらえないの。
 だけど、大丈夫。 もう慣れたし、全然辛くないんだよ。
 今まで黙っててごめんね。」

その言葉を聴いた春香は、目を見開いて驚いた表情を見せた。

「・・・・広美ちゃん?
 まさか・・・これまでずっと、その鎖に吊るされたままだったの・・・?」

この世界に飛ばされ、厳冬の地下牢に閉じ込められてから約1ヶ月。
広美はその間ずっと、拷問にも等しいこの辛い吊り手枷に
つま先立ちのまま、吊るされていたというのだろうか。

大好きな親友が受けているあまりに過酷な待遇に、春香は愕然とした。
そして、その境遇をひた隠しにして、逆に自分を励まし続けてくれた
広美の優しさを想ったとき・・・・
春香の目から、涙が溢れ始めた。

「広美ちゃん・・・ 痛かったよね・・・ 苦しかったよね・・・
 ごめんね・・・ごめんね・・・」

春香は、自分が悪いわけでもないのに、泣きながら広美に謝り続けた。

そして、春香は手錠をかけられた両手を広美の首に回して
これまでに無く、強く広美を抱擁した。
そして暫くの間、広美を抱きしめながら泣き続けていた。

普段は気丈を装っている広美も、春香の優しさから感情が高揚し、
目に薄らと涙を浮かべ始めていた。
その涙は広美の可愛らしい頬を伝わり落ちて、ポツリポツリと春香の体に
したたり落ちたのであった。


暫くすると、春香は意を決したようにガバっと顔を起こした。
そして何を考えたのか、おもむろに自分の両腕に嵌められた手枷の鎖を、
広美のすぐ隣にある吊りホックへと引っかけたのであった。

そうすると、春香も広美と同じように
鉄枷で吊るされたような格好になった。

「春香ちゃん・・・?」

自分から鎖に吊るされるという奇行を始めた春香を
広美は驚いたような目で眺めていた。


自分から吊られた体勢になった春香であったが、
その両かかとは地面につく程度の高さで、広美のそれよりも余裕があった。
そこで、春香は少し自分の体を傾けて、広美の体に寄り添うような体勢となった。

春香が口を開いた。

「広美ちゃん・・・広美ちゃんが手枷に吊るされたままなのに、
 私一人だけ横になって、眠ることなんでできないよ・・・
 せめて一晩だけでも、広美ちゃんの苦しみを一緒に味わいたいの。」

「春香ちゃん・・・」

広美はそれ以上は何も言わずに、ただ目を閉じて
制服ごしに体の触れ合う春香の、心地良い体温を感じていた。

薄暗く、凍えるような寒さの地下牢に、半袖の制服を着た少女たちが
互いに身を寄せ合うような体勢で、鉄枷に吊るされていた。

やがて、クークーという可愛らしい少女の寝音と、
チャラチャラという鎖の音が、いつもより1人分多く
地下牢の夜に響き続けた。


-----


「痛、痛い・・・」

翌朝・・・抜けるような両腕の痛みを感じて
春香は目をさました。

鉄枷が両手首に厳しく食い込んでいたため、
手首がジンジンと痛みをあげていた。
また、体重をあずけたままだった両肩も
自分のものではないかのような痛みを発していた。

あまりの苦痛に春香は顔をしかめていたが、
広美は毎日、これ以上の苦痛を味わっていることに気がづいて
我慢することにした。

広美の方はというと、つま先立ちに手枷に吊るされたまま
クークーという寝音をたて、実に可愛らしい寝顔で眠っていた。

昨日と比べて顔色は随分と良くなり、熱は引いているようであった。
時折、ガチャガチャと鎖の音を鳴らして、寝返りを拒まれている様子が
哀れでもあり、可愛らしくもあった。

「ん、んん・・・春香ちゃん・・春香ちゃん・・・」

大好きな親友の名前を寝言で言いながら眠り続ける広美の表情は
どこか満ち足りたような幸せな表情であった。

そんな広美の表情を見て、いとおしさに耐えられなくなった春香は・・・
広美の唇に・・・ゆっくりと口づけをした。
最初はためらいがちに・・・角度を変えて何度も、何度も。

そして、広美の目が覚めるまで、自分の吊り手枷を外すこともなく
広美の寝顔を眺め続けていた。


-----


■広告欄■
□ Knights(5巻)
ヒロインのニーナが黒き魔女として地下牢に囚われ、過酷な拷問を受ける。
他の漫画に類を見ない悲壮な描写と、ヒロインの可愛らしさが対照的な作品。
スポンサーサイト
デリヘルもソープもイメクラも気に入った子がきっと見つかる
超大型リニューアル中の大好評風俗情報サイト!
FC2公認の男性用高額求人サイトが誕生!
稼ぎたい男子はここで仕事を探せ!
ブロマガ

月刊ブロマガ価格:¥ 500

紹介文:囚われた少女 - 魔女狩りに囚われた少女・広美の有料記事です。

ブロマガ記事一覧

購入したコンテンツは、期限なしに閲覧いただけます。

プロフィール

カルシファー

Author:カルシファー
作者へのご連絡はこちらまで
rokujuuni@gmail.com

free counters

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。